水曜日, 4月 25, 2007

インドカレー

サンディエゴに行くまでは、インド料理はあまり眼中にはなかった。なんせ、日本料理、中華料理、東南アジアのあれこれ、イタリアンなどおいしい料理はたくさんある。大昔インドに行ったときも、強烈なインパクトはいろいろ受けたけど、料理は特別印象に残っていない。ロビンの同僚で仲良くしていた夫婦がインド料理が好きで、彼らの家の近くにおいしいインド料理のお店があって、何回か行った。そこのチキンカルマカレーがすごくおいしかった。焼きたてのナンおいしくて、いくらでも食べられた。それから、家の近所にもインド料理のお店があったし、ショッピングモールのファーストフードにもインド料理があって、わりとおいしかった。インド料理が好きになると、一週間に一回くらい食べたくなる。近所に住んでいた日本人の方にインド食料品のお店を教えてもらって、自分でも作った。彼女のカレーもかなりおいしかった。

さて、カナダでもインド食料品店を見つけた。マニトバ大学の近くで行動範囲内なので、気軽に行けるところにあった。私はチャイの材料をあれこれ買って自分でつくったけど、いまひとつ。暖かくなったので、再度、冷たいチャイに挑戦しよう。

それから、私以上にインドカレー中毒に陥っていたのが、ロビン。もともとスパイシーなのもが好きだし、会社のお昼ご飯にもよく食べていたそう。それで先週末、このインドのお店でカレーの材料を買ってきた。その時、お店の人から直々にレシピを伝授されたそうだ。今週、ロビンはインドカレーを2回、3種類作った。ちょっと辛いものあったけど、なかなか本格的なお味だった。ご米も炊飯器ではだめだそうだ(今日は底をちょっと焦がしてしまった)。ロビンが作ると後片付けはちょっと大変だが、最近はあまり外食をしていないので、ロビンが作るのは大歓迎。バーベキューとカレーは男の料理ということになっている。次回は写真を撮ります。

月曜日, 4月 23, 2007

学校給食

小学校の時、給食が嫌いなのか、偏食のせいか、掃除の時間が始まるまで給食を食べている男の子がいた。埃の中で、毎日いやいや食べているのはかわいそうだったけど、何でも食べられる元気な子だった私には、不思議な気がした。それでも鯨のようなコッペパンは嫌いで、残した半分をわら半紙に包んで持って帰ってもいいことになっていた。かぴかぴした、かわいそうなコッペパン。牛乳はミルメークがついていると心が弾んだ。冬はストーブの上で湯銭にして温めた。牛乳瓶が沸騰してふたが開いて牛乳がもれると、教室中に嫌なにおいがたちこめた。中学の時、牛乳を飲む時に笑わせて、鼻から牛乳を噴出した友達がいた。一ヶ月分の献立表をもらうと必ず目を通して、好きなメニューをチェックした。30年以上前のお話。

最近はもっとおいしく進化したという、学校給食。一度ご相伴にあずかってみたい。

日曜日, 4月 22, 2007

ウィニペグ


ウィニペグはマニトバ州の首都、人口70万人の大都市だけど、日本人にはなじみの薄い地名です。大草原の真っ只中で、冬はシベリア並の寒さ。何でこんなところに都会があるのかとても不思議でした。その昔、スコットランド人が毛皮交易をしたくてやってきたそうです。ウィニペグはレッドとアシノボインというおおきな川の合流するところだったので、交易の中心地として栄えたのが、始まり。五條もその昔、吉野の入り口で、交通の要衝として栄えました。栄枯盛衰。

写真は二段に積んだコンテナの列車です。ここからロッキー山脈までトンネルがないそうです。列車はまっすぐ西に向かいます。ここからは小麦や農産品を運んでいきます。

木曜日, 4月 19, 2007

Chiken Run(チキンラン)

数年前のディスニーのアニメーション「チキンラン」は大人が見ても面白かった。養鶏場から必死で脱走しようとするチキンたちのコメディで、クレメーションという粘土で作ったキャラクターがとてもうまくできていた。近所の小さな養鶏場はそのチキンランを彷彿するところ。いつ行っても、憎たらしい黒犬がワンワンうるさい。チキンたちはすきがあれば逃げ出そうと考えているなんてことはないと思うけど。

日曜日, 4月 15, 2007

庭の掃除

昨日の土曜日はいいお天気。小さな塊で残っていた雪もなくなって芝生もすっかり乾きました。茶色い落ち葉を熊手で掃いて集めたら、大きなごみ袋で8個分になりました。下には所々緑の芝生が覗いています。これからどんどん緑が増していきます。落ち葉集めは午前中、午後と双子に手伝ってもらいました。袋に入れるのは私の役目。町中では焼却炉があっても燃やしてはいけないとい規則があります。煙の害や火事の心配からですが、燃やしている人もたまにいます。風のある日や乾燥している時は特に危ないです。先週はボーイスカウトが雪解け後に落ちているごみを拾っていました。町がさっぱりして気持ちいいです。これからの季節、各家庭が競うように花を植えて、花壇の手入れをします。散歩が楽しくなる季節です。

木曜日, 4月 12, 2007

丸坊主

双子の担任の先生の娘さんは10歳ですが、小児癌にかかり治療をしています。化学治療のせいで先週髪を失くしました。父親である担任の先生をはじめ、今週になって高校生の男の子たちがバリカンで髪を刈っています。今で18人だそうです。サマーも真剣に刈ろうかと考えていましたが、今はキルトを作る計画を立てています。いろんな募金もやっています。彼女は早期発見だったので、完治の見込みが高いそうです。私も治ると信じています。

マルコメ坊主(古いっ)の丸刈りにすると、眼鏡をかけているし、お兄ちゃん、守の中学の頃によく似ていてびっくりしました。

水曜日, 4月 11, 2007

イースター(復活祭)



先週末はイースターで、金曜日と月曜日がお休みでした。金曜日は国民の休日で学校、ショッピングモールも閉まりました。月曜日は一部の公共機関と学校以外は平常通りでした。子供たちが小さい頃はエッグハントという、チョコレートの卵を家の中や庭に隠しておいて、子供たちが探すという可愛らしい遊びや、卵に色や模様をペイントして飾ったりしましたが、今は家族の集まる習慣だけが残っています。日曜日はウィニペグのペット屋さんで働いている姪も帰ってきて、ロビンの両親の家でクリスマス以来の全員集合になりました。大人はおしゃべり、散歩、男性陣はアイスホッケー観戦、お天気のいい日だったので子供たちは長靴を履いて森の中を流れる小川に遊びに行きました。愛犬シンバは久しぶりに子供たちが外で遊んでいるのでとてもうれしそうでした。

土曜日, 4月 07, 2007

マイアミの鉄道の駅です。もう使われていませんが、博物館として、残っています。中も見学することができます。アンティークの家具や生活用品が展示されています。

先週末のNHKのラジオ番組「地球ラジオ」の世界まるごと質問箱で私の投稿が放送されたそうです。番組のウエブサイトのページで聞くことができます。質問は世界の散歩道について。私はカナダの遊歩道を紹介しました。あの有名な林望さんの「イギリスはおいしい」で紹介されているような遊歩道がカナダにもあります。途切れ途切れではありますが、カナダ全土を横断しています。この近くでは森の中の小道や未舗装の農道を通っています。冬の間はクロスカントリーを楽しむ人もいますが、これから散歩の季節です。乗馬をして散歩する人もいます。でもお馬たちが落としていったものに注意しながら歩く私たちの身にもなってもらいたいものです。

火曜日, 4月 03, 2007

ロビンのおじいさん

1940年、結婚式。

ロビンのおじいさんは94歳でひとり暮らしをしています。ロビンのおじさんが車で15分ぐらいのところに住んでいて買い物を手伝ったり、郵便物を届けたりしていますが、町中の一戸建てに住んでいます。昼食は宅配のランチサービスを受けています。ロビンのお母さんが週に一回晩御飯を作っていっしょに食べに行きますが、他の日は自分で電子レンジで温めた物を食べています。視力が弱くなってきているのが心配ですが、老人ホームには行きたくないそうです。ロビンのおばあさんはポリオにかかって早くに亡くなったそうです。その後、仲のよい女友達が近所に住んでいたのですが、彼女も3年前に急死してしまいました。それでしばらく落ち込んでいたのですが、最近はまた元気になってきました。記憶力がすごくよくて、昔のことをよく覚えています。昔は馬が車のかわりだったので、世話をしていた馬の話などよくします。ロビンはたまに行って話し相手になります。弟が二人が近くに住んでいます。孫はたくさんいますが、この辺りには4人住んでいます。老人ホームは行きたくても順番待ちの状態です。それにひとり暮らしができなくなった人が優先的に入居します。カナダはホームケアの制度が整っているので、できるだけ自宅で生活できる支援をしてくれます。この先もロビンのおじいさんは自宅で生活することを望んでいるので、ホームケアを申請すると、食事の準備や入浴の世話、投薬などの世話が受けられます。カナダも日本と同じ高齢化社会です。今も税金は高いですが、これからでうなっていくのでしょうか。

キルトの鞄

サマーが春休みに作ったキルトの鞄です。ピヨピヨが可愛い、さっそく通学に使っています。

月曜日, 4月 02, 2007

新学期

10日間の春休みが終わって、今日から新学期が始まりました。でも季節が逆戻りして、小雪がちらほら舞っています。雪が溶けてテニスコートがやっと乾いたと喜んでいたのに、またお預けです。それで昨日、おとおいは体育館でバトミントンをして憂さ晴らししました。

サマーとアリアナ、ミシャの3人はロビンの両親のところに3日間行っていました。ロビンのお父さんから絵のレッスンを受けたり、パッチワークの布鞄を作ったり、森を散歩したりしていたそうです。金曜日にロビンがコンピューターの修理を兼ねて迎えに行ってきました。(写真はジョイスのブログにあります)

フリーたちは友達が泊まりにきたり、友達の親に映画に連れて行ってもらったり、短い休みだったようです。先学期末は演劇のお手伝いで毎日忙しかったので、休みを楽しんでいました。今学期は陸上部の活動があるそうです。

私の職場は3月は年度末なので、年に一回の棚卸、インベントリーがありました。私は今回で3回目なので、下準備はしていましたが、数えるのは2.3日で終わりました。4月から新年度が始まりました。日本は入学、新学年、桜の季節です。前に帰国したのもこの時期、咲き始めから満開、散り際まで見れました。今年の夏の帰国楽しみにしています。