2012年、おめでとう！

ここでははクリスマスは家族、大晦日は友人と集うのが習慣で、帰郷中の子供らは夕飯の後はそれどれの同窓会に引き払ってしまって、残された私たちは２件先のお隣の集まりから声がかかっていたので、さっそくピザを焼いて半分持ってシンバもお供に連れて、暗い道を５分ほど歩いて到着しました。今の時期はホリデーシーズンと呼ばれますが、どこの家でもクリスマスから引き続いて、ハムやらチーズ、山積みクッキー類、お酒や清涼飲料など、いかにも健康に良くないものがテーブルやキッチンカウンターにところ狭しと並んでいます。持って行った手作りピザは好評で帰る頃にはほとんどなくなっていてよかったです。ピザは国民食で国籍年齢を問わず、大人気、レストランや出前、スーパーで冷凍のが大量に売られていますが、生地から手作りした焼きたてはみんなに喜ばれます。年越しを待たずに、他の近所に独居するおばあさんが帰るときに、それじゃ私たちもってまた歩いて帰ってきました。大型トラックに便乗を勧められましたが、摂氏零度ぐらいなら歩くのはかえって食後の運動に最適でした。でも帰って来てから、また卵あんかけ蕎麦を作って、食べてしまった（ロビンがいらんといので、１．５人分ほど完食、涙）。朝、フリー、スカイから明けましておめでとうのメールがあり、送信時間をチェックしたらなんと朝の４時ごろでした。元旦の朝はお餅をオーブンで焼いて、じゃが芋、人参、インゲンのお味噌汁に入れてお雑煮をしました。昔、岡の家で食べたお雑煮は、白味噌に焼いていない丸餅で、具は大根やったな～、シンプルやけど出汁がおいしかったな～としみじみ懐かしがりながらいただきました。

この冬は１２月に入っても雪がなく、気温もマイナス５度から２，３度と信じられないぐらい過ごしやすいです。金持ちにも貧乏な人にも平等にやってきた最高のクリスマスプレゼントやね、と話しました。暗くて寒い魔の１月が過ぎれば、２月は寒くても日が伸びてくるし、３月がもうそこまで来ているという、希望が出てきます。

２０１２年がいい年になりますように！（また後で写真撮ります）。