月曜日, 4月 23, 2007

学校給食

小学校の時、給食が嫌いなのか、偏食のせいか、掃除の時間が始まるまで給食を食べている男の子がいた。埃の中で、毎日いやいや食べているのはかわいそうだったけど、何でも食べられる元気な子だった私には、不思議な気がした。それでも鯨のようなコッペパンは嫌いで、残した半分をわら半紙に包んで持って帰ってもいいことになっていた。かぴかぴした、かわいそうなコッペパン。牛乳はミルメークがついていると心が弾んだ。冬はストーブの上で湯銭にして温めた。牛乳瓶が沸騰してふたが開いて牛乳がもれると、教室中に嫌なにおいがたちこめた。中学の時、牛乳を飲む時に笑わせて、鼻から牛乳を噴出した友達がいた。一ヶ月分の献立表をもらうと必ず目を通して、好きなメニューをチェックした。30年以上前のお話。

最近はもっとおいしく進化したという、学校給食。一度ご相伴にあずかってみたい。