火曜日, 4月 03, 2007

ロビンのおじいさん

1940年、結婚式。

ロビンのおじいさんは94歳でひとり暮らしをしています。ロビンのおじさんが車で15分ぐらいのところに住んでいて買い物を手伝ったり、郵便物を届けたりしていますが、町中の一戸建てに住んでいます。昼食は宅配のランチサービスを受けています。ロビンのお母さんが週に一回晩御飯を作っていっしょに食べに行きますが、他の日は自分で電子レンジで温めた物を食べています。視力が弱くなってきているのが心配ですが、老人ホームには行きたくないそうです。ロビンのおばあさんはポリオにかかって早くに亡くなったそうです。その後、仲のよい女友達が近所に住んでいたのですが、彼女も3年前に急死してしまいました。それでしばらく落ち込んでいたのですが、最近はまた元気になってきました。記憶力がすごくよくて、昔のことをよく覚えています。昔は馬が車のかわりだったので、世話をしていた馬の話などよくします。ロビンはたまに行って話し相手になります。弟が二人が近くに住んでいます。孫はたくさんいますが、この辺りには4人住んでいます。老人ホームは行きたくても順番待ちの状態です。それにひとり暮らしができなくなった人が優先的に入居します。カナダはホームケアの制度が整っているので、できるだけ自宅で生活できる支援をしてくれます。この先もロビンのおじいさんは自宅で生活することを望んでいるので、ホームケアを申請すると、食事の準備や入浴の世話、投薬などの世話が受けられます。カナダも日本と同じ高齢化社会です。今も税金は高いですが、これからでうなっていくのでしょうか。