火曜日, 1月 09, 2007

テレビとインターネットと広告

家はテレビを見ない。一応小さなテレビはあるけど、電源も繋いでいない。一昨年までは、ロビンがたまにアイスホッケー、アメフトの試合を見ていたけど、今はインターネットに変わった。不自由は感じていない。私は特に冬の間は毎朝インターネットでお天気をチェックする。寒さの厳しさによって防寒対策を万全にするためだ。マイナス20度だったらスキーパンツもはいて着ぐるみ、雪だるま状態で運転する。ハイウェイ状況もチェック、雪が降っていないか、滑りやすくないかなど調べておく。たまに朝ごはんの用意をしながら、台所のラジオのニュース聞く。車の中、職場ではラジオを聞いている。休憩時間に新聞を読んで世間の一通りのニュースに目を通す。日本のニュースは朝日新聞のインターネットのサイトを毎日読んでいる。流行りのドラマはインターネットで見ることができるようになった。「結婚できない男」や「14才の母」も見たし、アメリカの人気ドラマも翌日には見ることができる。

テレビは寒く長い冬を室内で過ごすカナダにはもってこいだけど、こちらのテレビは広告の多さに辟易する。半時間枠のドラマではドラマが22分で広告が8分、1時間物は44分に広告が16分ぐらい。だいたい3分の1から4分の1の時間広告を見ていることになる。トイレに行ったり、他のことができるとはいえ、なんという時間の無駄使い。広告は同じスポンサーのものだから同じ広告が何回も流されている。ドラマ好きの人の中には、録画して広告を飛ばして見ている人もいる。

そんな賢い視聴者に対抗するように、最近はプロダクトプレイスメントが前より増えてきたようだ。プロダクトプレイスメントというのは広告したい商品をドラマの中で小道具として使うことで、商品をアピールする方法だ。さりげなく使うと現実感もあって問題はないけど、やりすぎると広告を見せられているようで鼻についてくる。これからどのように商品をアピールするか、商品のイメージを高めていくのか、広告主にとって難しいところだろう。