サンディエゴのアートフェスティバル





今週末はサンディエゴのダウンタウンの一角、リトルイタリーでサンディエゴ最大のアートフェスティバル(Art Walk)がありました。家から20分くらいで入場無料だし、いいお天気だったので散歩がてらに見に行ってきました。大変な賑わいで350人のアーティストが参加しているそう。ジャズの演奏のやっていました。サンディエゴだけでなく、全国、海外からも参加しているそうです。お隣のメキシコらしいカラフルな絵も多かったです。アートの水準も高く、たのしいお祭りでした。
双子たちは秋から高校、日本より一年半早い進学です。受験はなく地域の高校に進みますが、いくつかの学校から選択できます。この辺は有名校が近くにありますが、双子たちは新設校(Canyon Crest Academy)の方に行く予定です。生徒数が少ない、技術、芸術に力を入れている、友達が勧める等の理由です。でも編入は可能なそうなので、有名校の方に移ることも考えています。昨日の晩はクラスの選択の受付日でした。大学のように一人一人時間割が違います。必須科目と選択科目があって選択科目にはスケートボードやジャズダンスまであります。数学、体育、英語は必須です。時間割は4x4制といって、毎日同じ4教科を一学期間勉強します。ふたりはは幾何学(数学)、体育、日本語、デザインの4科目をとりました。毎日同じことを勉強するのはいいことですが、2学期には数学をとらないので来年まで数学はなしということになります。それから宿題の多い難しい科目をとりすぎると負担が大きくなりすぎるのでバランスよく選択科目をとることを勧められます。勉強ばかりでなく色んなことを楽しむようにという配慮です。また高学年になるとAPクラスといって大学レベルのクラスを受けられ、大学の単位に認められます。できる子はどんどん伸ばすシステムができています。家の子たちはカナダの小さい学校でのんびりやってきたし、ロビンも大学はどっちでもいいという考えなので、けっこうマイペースにやっています。
春休みが終わって、子供たちは夏休みまで後8週間と数えていますが、元気に学校に行っています。大雨が降って太陽がかんかん照っての繰り返しで、緑が濃くなりました。花も色とりどりに咲いています。 芝生は面積は少ないですが、歩道沿いに敷いてあるので、芝刈りの後のさわやかな匂いがカナダを思い出します。
スカイが家で作っているプログラムのサイトです。最近コメントをもらったりしているようです。
昨日の日曜日は双子の友達の家に夕ご飯に行きました。お父さんが料理上手でいつも炭火でお肉を焼いてくれます。友達のクリスチャンは膝の手術をして足の付け根までギブスをしていましたが、近所の男の子入れて数人で外で遊んでいました。子供たちが外でわいわい遊んでいる姿を見るのは少ないのですが、やかましいと苦情を言う人がいます。暖かい目で地域で子供を育てるというのはムラ社会か一昔前のことなのでしょう。学校と家と習い事や塾(ここでは一般的ではないですが)に行くのに、親が車で送迎するのが普通なので子供同士の付き合いも親の目が届いています。これは親にとって犯罪の防止になるから賛成ですが、子供は友達との遊びから色んなことを学ぶので、今の子は社会性を育てる場が少ないと思います。学校のクラスは大学のように一人一人の時間割が違うし、昼休みは30分と短いです。それでも子供たちはたくましく育っていると思います。サマーも時間がかかりましたが、仲良しのグループができたようでよかったです。